ドワンゴの担当プロデューサーとしては、
ーと勝手に臆測した。
心優しい次男坊辺りは、ニコニコ生放送だと、
だが、そんなことは屁でもない。
これまで靖国神社についてよく知らなかった人たちに、
そう思って、引き受けた。
神社当局のご配慮で、クーラーの利いた室内でも、
しかし、せっかく靖国神社の境内で撮影するなら、
かくて庭園の池の畔で撮影開始。
アナウンサーの彼と私が並んでベンチに座り、
冒頭、
1応仁の乱後〜5太平洋戦争後までの5つの選択肢から選んで貰う。
正解は「明治維新後」という設定。
驚いたのは、
どの選択肢に何%
ニコニコ生放送、
正解は54%だった。
これは、
しかしその一方で、
5%以上あった。
私のコーナーがスタートした時点で、視聴者は6000人程度。
靖国神社の前身、東京招魂社が何故、明治「2年6月」
創建されたのか。
「東京」「招魂社」という名前の由来。
鎮座の場所について当初、京都の東山を予定していたのに、
明治「12年」
別格官幣社に位置付けられた背景。
「別格」官幣社というと一見、格式が高そうだが、
実はそうではない。
当時の神社のランクでは、上から7番目位。
にも拘らず、皇室は靖国神社を重く扱われた。
こうしたアンバランスが生まれたのは何故か?
夏目漱石の『
等々。
私自身も普段、余り改めて語る機会がないテーマを、
質問役のアナウンサーとは妙に波長が合って、
これもプロの技か。
8月15日には、
いかにも日本人らしい優しさの発露。
この日、参拝される方は、そうしたところにも目を止めて欲しい、
最後に視聴者から質問を受け付け、簡単に回答。
こんなことも、造作なくできてしまう。
ニコ生だからこそ許される柔軟さ。
途中、視聴者から度々、
「水分を補給して」
嬉しい心配り。
これも双方向のニコ生ならでは。
別に喋りのプロでもない1人のオッサンが、
ベンチに座って、
ただ語るだけ。
番組としてはかなり単調な、
と心配していたら、締めくくりに、
1凄く面白い、2面白い、3普通、4面白くない、5全く面白くない、といった5段階評価。
それまでやったことへの評価が、その場で瞬時に下される。
しかも、その結果がそのまま視聴者にも示される。
これまた普通のテレビにはない、
結果は、最高評価の1「
残りが3「普通」
現場にいたプロデューサーもディレクターも、
勿論、お世辞混じりで、
「これはかつてない、
お話は、我々も知らなかったことだらけで、
アナウンサーのN氏も興奮気味。
しかも、
無論、
それでも娯楽性など皆無なのに、これだけの人々が熱心に、
この仕事を引き受けた一応の責任は、
それにしても今回のことは、
経験でも